【インタビュー】山城 拓馬コーチ

2018-11-29

今回のインタビューは山城拓馬(やましろ たくま)コーチに行いました。

元プロ選手でもある山城コーチはどんな思いで指導しているのか。そこに迫りました。

 

 

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バスケットを始めたのはいつですか?

ー小学校4年生です。野球部に入ろうと思っていたのですが、友人のすすめでバスケ部に入りました。その年の沖縄県大会では男女アベック優勝を果果たし全国大会出場を決めました。全国大会で初得点を決めたことが良い思い出です。

 

 

どのような経歴をお持ちでしょうか?

ー伊波小-伊波中-前原高校-近畿大学-琉球ゴールデンキングス-レノヴァ鹿児島-富山グラウジーズ-埼玉ブロンコス-バンビシャス奈良と様々なチームでプレイしてきました。選手引退後は、バンビシャス奈良でのスクールコーチを経て、キングスアカデミーの立ち上げから携わっています。

 

 

バスケット以外に打ち込んだものはありますか?

ー現役時代はひたすらバスケットに打ち込んでいました。今は子供と遊ぶことですね!一緒に公園に行ったり、絵を描いたり、子供と一緒に遊ぶことが楽しいです。

 

 

選手時代で最も印象に残っていることは何でしょうか?

ー初めて契約書にサインした時です。

 

 

初めてプロとしてコートに立った時のことを覚えていますか?

ーその時はキングスも創設1年目でした。試合会場には今ほど人は入っていなくて、ボロボロの負け試合でしたね。それでもフリースローを3本ともきっちり決めたことをいまだに覚えています。どんな状況でも丁寧にバスケットをするというのを学びました。

 

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ご自身もプロとして生きてきたわけですが、プロになる人とはどんな人なのでしょうか?

ーバスケットが上手いとか実績があるとか目に見えるものも大切ですが、僕は運やタイミングも大切かなと思ってます。そして、親のサポートなしでは歩んで来られなかったので、親への感謝も大事ですね。

 

 

運やタイミングを掴むために心がけていることはありますか?

ー常にアンテナを張ること。自らアクションを起こそうと準備していること。そして日々研鑽する時間を惜しまないことです。

 

 

山城コーチが影響を受けたコーチはいますか?

ー現宜野湾高校教諭の金城バーニー先生、それから具志堅勝利(ぐしけん かつとし)さんですね。高校時代の恩師です。バスケットボールの考え方を叩き込まれました。僕は頭が硬い方なので…今もですが(笑)。バーニー先生はプレイのひらめきと柔軟性を、具志堅さんはディフェンスの方法と映像分析を詳しく伝えてくれました。「内に秘める闘志はいらない。表に出せ!」と大人しい僕に言い続けてくれたことがありがたかったです。話し下手だった僕が、コミュニケーションを取れるようになった3年間でした。

 

 

指導者になるきっかけは何でしたか?

ーもともと高校の教師になろうと大学に進学しましたが、プロとして活動した中で他府県のバスケットスクールやクリニックを見る機会が多くなりました。それで部活動以外でもバスケットを指導する環境があるということに気づきました。

 

 

バスケットスクールだけにある良さは何だと思いますか?

ーバスケットボールを始めるきっかけになる子、もっと上手くなりたい子、などいろんなコミュニティから集まってくるからこそ、違う自分を発見する場になっているところです。

 

 

沖縄に戻ってきた理由はありますか?

ー沖縄に家族がいるので、そのためですね。

 

 

様々な育成、普及機関がある中でキングスアカデミーはどういう存在ですか?

ーバスケットを楽しんで、夢中になれる環境です。キングス選手が身近にいて夢や目標を持つきっかけになるところでしょうか。

 

 

キングスU15での指導では何に力を入れていますか?

ーバスケットを楽しむというところは同じです。普段は別々のチームで活動する選手が集まっていますが、競技レベルの高い選手が切磋琢磨できる練習を心がけています。例えば、キングスが求めているディフェンスのフィジカル面やコンタクトといった要素を伝え、その中での声かけや助け合い、チームでヘルプするといったところに取り組んでいる最中です。

 

 

将来はどんなアカデミー、ユースチームにしていきたいですか?

ー現在は県内5ヶ所でスクールを開催していますが、離島でもおこないたいですね。沖縄各地域にキングスアカデミーがあって、そこから地域のユースチームを立ち上げていくためにも同じ志を持った方と仕事をしていきたいと思ってます。

 

 

今後はどのような活動をしていく予定ですか?

ー今後はアリーナも2020年には完成予定ですし、育成環境が劇的に変わっていく中で、さらにバスケットボールに携わっていくと思います。今年は沖縄県 成年国体のアシスタントコーチも経験させて頂きましたし、沖縄県ユース育成委員会としても県の育成にも従事しています。年齢やカテゴリーに捉われず、バスケットボールに関わる全ての人たちも共に地域を盛り上げていけたらと思います。誰かの背中を押してあげれるようにも、もっともっと僕自身が成長しなくてはいけないですね。頑張ります。